EPISODE 02

モバイルワークを試行錯誤するブログ

iOS 標準メモアプリの活用 文字数カウント

■2018年10月追記

WorkFlow.appがショートカット.appに変更されたので、一部内容を修正した。
修正点は以下の通り。

・ダイアログ表示に切り替え
 通知領域だと表示が一瞬で隠れてしまうため、ダイアログ表示に
・カウントする種類の追加
 行数と単語数のカウントを追加

以下スクリプトをiCloudにシェアしておく。インストール後に Extentionから立ち上げるとカウントされた文字数、単語数、行数が表示される。

文字数カウント
https://www.icloud.com/shortcuts/b52e737d670e4aa5a6b5bab0af326457

ショートカット.appは以下からインストールできる。

ショートカット

ショートカット

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  • 無料

■追記終わり



iOSの標準メモアプリはページの概念や入力できる文字数に一律の制限がないのがメリットのひとつという認識。そのせいか、入力した文字数をカウントするような機能は存在しない。メモという観点で考えると不要な機能なのかもしれないが、文字数制限がある文章を作成する際や、Webの入力フォームへ入力する際の下書きなどでは、やはり文字数を把握できる方がなにかと便利。

文字数をカウントするには

・マイクロソフトのWordなど、文字数カウントができるアプリに直接入力する
・標準メモアプリで作成したメモを文字数カウントができるアプリにコピペして確認する

いずれも目的は達成するけど、文字カウントを行うために特定のアプリを使うというのは避けたいところ。メモアプリ内で、カウントができればそれに越したことはない。

標準メモアプリでカウントする方法

前提としてカウント数を常時表示したり、カウント数をどこかに出力したりする必要もなく、知りたい時点での文字数だけ認識できれば問題ない。

そこで、今回利用したのはWorkflowアプリ。カウント自体は簡単にできたけど、カウントした文字数の表示方法で少し悩んだ。そこで今回はNotificationの機能を使ってみることにする。全体フローは単純で、Workflowに以下を設定した。

1)文字数をカウントする
2)カウントした文字数を変数に格納する
3)Show Notificationで入力した文字数を通知する

実際に文字数をカウントするには、メモアプリのExtentionからRunWorkflowを選び作成したフローを選択するだけ。一瞬でカウントされた文字数が通知エリアに表示される。

カウントされる文字数は全角、半角、空白、改行が1文字とカウントされるため注意が必要。その他単語数、行数など必要に応じてフローの追加もできる。

資料や設計書などのドキュメント作成はWordや専用のテキストエディタを使った方が生産性は高いけど、メモとしてのライトな用途で文字数をカウントする際には、気軽に使えるはずだ。