OS X Server.appにProfile Managerを設定する
前回の事前準備でVPPのアカウントを取得したので、今回はServer.appの設定を行う。
前提条件と設定手順
ドメイン、SSL、固定IPアドレス、VPPアカウントの取得、PUSHサービスの登録、Open Directory、ユーザ、グループ設定が完了していることを前提条件としている。
Server.appの設定手順
1)SSL証明書の設定
2)Apple IDの設定(PUSHサービス設定)
3)VPPトークンのアップロード
4)デフォルト構成プロファイルの設定
5)構成プロファイルへの署名
プロファイルマネージャの設定
Server.appを立ち上げて、プロファイルマネージャを選択する。
アクセス権は特に設定する必要はないため、デフォルトの全てのネットワークを選択する。
SSL証明書の設定
デバイス管理の構成をクリックするとウィザードが立ち上がるので、取得したSSL証明書を選択する。
PUSH通知のためのApple IDとパスワードを入力。
ここではServer.appに登録済みのApple ID(VPPのApple IDとは別でカレンダー共有で設定したもの)を登録した。自動MDM登録は今回利用しない想定のため、チェックはブランクで設定する。
Appとブックの設定
Appとブックの管理配布にチェックを入れて、前回ダウンロードしたVPPのトークンをドラッグアンドドロップでインストールする。
デフォルト構成プロファイルと署名の設定
構成をクリックしてプロファイル名を設定する。ここでは特に設定は不要なのでデフォルトのままで進めた。
構成プロファイルに署名
構成プロファイルに署名をクリックしてSSL証明書をドラッグアンドドロップする。
Server.appのプロファイルマネージャを入りにすれば設定Server.app側の設定は完了。
次はProfile Managerの管理画面をブラウザで開いて各種パラメータを設定する。