自宅のインターネット環境をIPv6に変更→ダウンロード速度が100倍になった
年明けくらいから自宅のインターネット速度が非常に不安定な状況に陥った。特に夜間のダウンロード速度が異常なほど遅くメールすらまともに受信できない状況。
下り150kbpsって20年前のISDNと変わらない速度。 現代のインターネットではお話にならないし、速度低下は相当なストレス。家族からのクレームもあったので、宅内のルータとONUの再起動をしたり、置き場所の位置を変更してみたりしたけど一向に改善する気配がない。昼間はそれなりに速度は出ているのでおそらく自宅以外の環境に依存していると切り分けた。
とりあえず、すぐにやれることとしてIPv4で使っていたSo-netの光コラボをIPv6に変えてみることにする。本日の午前中にSo-netのWebサイトからIPv6の申込み、数時間で手続完了のお知らせがメールが到着。と、ここまでは順調。
帰宅して、さあ設定という段階で利用中の無線LANルータがIPoEに対応していないことが判明した。使っているのはルータはアップルの第5世代AirMac Extreme 802.11n。
上に置いてあるのはAmazon Echo Dot。購入から既に7年近く経っているのに一度もトラブルらしいトラブルにに遭遇した記憶がないという、非常に信頼のおけるもの。アップルプロダクトとしては珍しく非常に信頼のおけるルータだったので、買い替えたくなかったけど仕方ない。
この時点で21時を過ぎていたので、今注文して届くのは明日かなあ、と思いながらAmazonで検索してみると、Prime NowではI-O DATAのWN-AX1167GRというルータであれば2時間以内に届けるという。
I-O DATAのサイトで見てみると、最新機種ではいようだけど、ここまできたらどうしても今日中に解決したかったのと、価格も5,000円と安価だったこともあって購入ボタンをポチ。
ということで、2時間経たずに無事到着。Amzon Prime素晴らしい。
AirMac Extremeと比較してデザインはだいぶイケてないので、見えないところに隠そうかなと。
ルータの設定は、
1)AirMac ExtremeとONUのLANケーブルを切り離す
2)WN-AX1167GRとONUを接続する
3)AppStoreから QRコネクトアプリをダウンロードする
4)WN-AX1167GRに貼り付けられているQRコードを読み込む
5)生成された無線LANの構成プロファイルをインストールする
6)ルータにログインしてファームウェアを更新する(V3.0がIPv6通信の前提条件)
以上でいきなり使えるようになる。So-netのユーザIDやパスワードの入力も不要で、設定において躓く要素はない。今時のルータはPCいらずで楽ちんである。ただ細かいネットワークの設定が必要な場合はPCのブラウザから行うほうが快適かもしれない。
実際にIPv6で通信できているかどうかは、So-netのWebサイトを見ればわかる。右上に接続状況が表示される。
こっちがIPv4
こっちがIPv6
計測した結果は以下の通り。Googleのスピードテストで下り約170Mbps、上り約130Mbps程度となっていて、何をするにも快適そのもの。想定通りIPv4のPPPoEの混雑が原因だったのか。
プロバイダの追加費用も掛からないし、ルータも安価だったので良い投資だったという感想。あとはルータが安定して利用できることを期待するのみ。
ルータとは関係ないけど、Amazon.co.jpで常に品切れしているAmazon Basicのリーガルパッドが、何故かPrime Nowで在庫があったのでこちらも合わせて購入。
ガシガシメモして、捨てていくのに最適なのだ。ついでに頼んだジュースもキンキンに冷えていたし言うことなし。