EPISODE 02

モバイルワークを試行錯誤するブログ

メインの携帯電話をiPhone 7からHuawei P10に切り替えた

今月初めに米国に出張した際に、iPhone 7を通話・通信用として、Huawei P10をカメラとして利用したのだけど、使っているうちにHuawei P10のパフォーマンスの良さに改めて気がついてしまった。

夜でもオートで何も考えずにシャッターを切るだけでこんなに明るく撮れてしまう。

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アプリの動作パフォーマンスもiPhoneのそれを凌駕している。加えてiPadのようにSplitVewが使えるのもかなり使い勝手がいい。

そういったこともあり、帰国してもなんとなく2台持ちで使っていたのだけど、段々iPhoneを使うのが億劫になってきたので、ついにメインのSIMをiPhone 7からP10に入れ替えてしまった。

ただApple Watch 3もAirPodsは絶対に手放せないので、そのへんの連携は気になるところ。

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AirPods連携

AirPodsについては、P10とペアリングして使う上で大きな問題はなさそう。ケースから取り出した瞬間にP10と接続されるし、音楽再生中に本体をダブルタップすると一時停止される。

気になるのは耳から取り外しても再生は停止されないことや、Googleアシスタントを起動することはできないのと、ごくまれにノイズが乗ってしまったり、一瞬通信が途切れてしまったりというところだけど、頻度はともかくiPhoneの時にもあった事象なので致命的な問題になることはない。

Apple Watch連携

iPhoneと一緒に持ち歩くことはないので、常にLTEもしくはWi-Fi通信になっている前提。

電話

これもiPhone同様にApple WatchとP10の両方がほとんど同時に着信する。キャリア側で両方に着信する設定にしているのだから当たり前といえば当たり前か。当然Apple Watchからの電話発信も可能なので、ここは問題なし。

SMS

これはさすがに通知されない。あまりSMSは使わないけど、受信するときは割りと重要な通知だったりするので、携帯電話を持たずに外出するときは何かしら工夫が必要になるかもしれない。

メール、スケジュール同期

Outlookを利用しているけど同期、PUSH通知も問題なさそう。若干通知のタイミングが遅いような気はするけど、長くても数秒遅れる程度なので、許容範囲か。

バッテリー

これはiPhoneと同時に使っているときより極端に悪くなる。iPhoneと一緒に使っているときは1日使って帰宅するときには60%以上は残っていたけど、単独で利用すると40%程度になってしまう。

特に移動が多い、通知が多い日などハードな環境のときには20%を切るようなことも。10%以下なるようなことはなさそうなので、毎日の充電を忘れないようにする必要は出てくる。

Apple Pay

iDはそのまま使えるし、Suicaのチャージもできた。あとは新幹線の乗車が問題なくできれば、使い勝手はiPhoneと変わらないはず。

あとは個別のアプリ通知になるけど、iPhoneからの通知を連携するだけのアプリは通知されない。LTE回線で通知されるアプリであれば、問題なしといった当然の結果に。

iCloud

メールやスケジュールはiCloudで割り当てられたものを使っていないのでいいけど、問題は写真。家族とiCloudのストレージをシェアしていて100GB以上は消費しているので、なかなか移行するのは難しそう。P10で撮った写真はGoogleストレージに自動アップデートされるので、自動的に同期する方法を考えなければいけない。最悪手作業か。

本体ストレージ

iPhone 7のストレージが128GB、P10は64GBと半分になってしまう。ただ現状は全く不足していないし、最悪は256GBのmicroSDを入れることも出来るので何とかなるかなと。

結論

ということで、AndroidとAppleのサービスを連携させる上で、普段使う文にはiPhoneがなくても何とかなりそう。ただ、AppleWatchを使う上でアプリをインストールしたりiOSを初期化したり、更新したりするのにiPhoneは必須なので、完全にiPhoneをなくすことは難しいと思う。必要なときだけiPhoneを母艦として取り出すような運用は避けられないはず。

不都合はいくつかあるけどそれ以上にP10の使い勝手は良いので、しばらくの間は、携帯電話はHuawei P10、タブレットはAmazon Fire HD 10、スマートウォッチはAppleWatch 3、イヤホンはAirPodsという体制で運用してみたいと思う。

副作用としてP10はBluetoothのマウス、キーボードが使えるので、画面に手を触れなくても、操作できるし、Windowsの仮想デスクトップ環境へアクセスすれば小さなWindowsマシンとしても利用できる。画面サイズに依存する生産性を無視すれば、P10とマウス、キーボードの組み合わせでラップトップと変わらない作業ができてしまう。

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こうなると、PC modeが利用できるHuawei Mate10 Proでスマートフォンだけで生きていくというのも目指せるかもしれない。ただHuaweiについてはP11?P20?がMWCで発表されるという噂もあるので、その辺の情報も集めながら色々検討していきたい。