EPISODE 02

モバイルワークを試行錯誤するブログ

Mate 10 ProとBluetoothマウス、キーボードの通信断問題

Mate 10 Proをデスクトップモードで利用するときには外付けのキーボードとしてPFUのHHKBを、マウスはLogicoolのMX Anywhere 2SをBluetoothで接続して利用している。

しばらく使っているうちにキーボード、マウスともに突然接続が途切れたり、ポインタの動作がカクついたりという症状が出てきた。常に動作がおかしいわけではないし、キーボードとマウスの接続がおかしくなるタイミングもバラバラ。何かのタイミングで起きている様子だけど、原因は特定できていない。電波を発する電子機器はApple Watch 3、電子レンジ、モニタ、Amazon Echo、Wi-Fiルータ、テレビ、タブレット、スマートフォン、デジタルカメラなど数え切れないほどあるので、干渉している原因をひとつひとつ切り分けるのも現実的ではないし、Mate 10 Proとマウス、キーボードの相性問題であったら解決は相当困難と思われる。

発生する都度Bluetoothの接続を切って、再接続、場合によっては再ペアリングという作業をしていたけど、それもだんだん億劫になってきた。

マウス・キーボードのハードウェア障害の可能性もあるのかなとUSB Type-CのハブとLogicoolのキーボードK780を引っ張り出してきて、Unifyingレシーバ経由で接続して数日間使ってみる。するとBluetooth接続で発生していた事象が嘘のように起きなくなった。これでダメならUSBによる有線接続に切り替えるしかないか、と考えていたけどとりあえずは一安心。

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HHKBはかなり気に入っていたキーボードだけどUnifying接続ができないため、キーボードをHHKBからK780に切り替える必要に迫られたけど、こればかりは仕方ない。

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K780に変更して気になったことと解決策は、

HHKBと異なりctrlキーが左下にあるので、若干打ちにくい。これは以下のアプリを使ってcaps lockキーをctrlキーにアサインすることで解決した。こういった課題がiOSと比べると一瞬で解決できるのがAndroidのメリットか。

play.google.com

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キーボード自体はHHKBと比較してキーストロークが浅いので、若干違和感はあるけど、Bluetoothが切断されることで作業が中断してしまうことを考えれば圧倒的に快適。

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HHKBと比べてフットプリントが増えてしまうのは残念だけど、スマートフォンスタンドもあるのでMacBookのTouch Bar的な使い方もできるし、メディアキーや10キーも利用できるようになったことで、生産性があがるかもしれないと自分自身を納得させている。

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デメリットは今までUSB Type-CとHDMIのケーブルでモニタに接続していたことで、スッキリとしたデスクだったけどハブを接続したことで若干ごちゃごちゃした感じになるのが気になること。

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しばらく気にしないようにしていたけど、どうにも気持ちが収まらないのでUSB Type-Cの延長ケーブルを買ってきて、ハブはモニタの後ろに隠してしまうことに。

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これで今までどおりスッキリとしたデスクに戻すことができた。関係ないけどUSB Type-Cの延長ケーブルがあることを初めて知った。Type-Cの規格に無いような気がしているけど、充電もデータ通信も普通にできているので、深掘りするのはやめておく。

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USB Type-Cのハブをモニタに近づけることで、モニタと干渉してマウス・キーボードの接続に影響する可能性も危惧したけど、今の所問題なさそう。その他、Bluetooth接続と異なるのはMate 10 Proとケーブルを取り外すと同時に接続が解除されること。Bluetoothではマウス・キーボードがスリープ状態になるかMate 10 Proで接続を解除するまで接続された状態になっていたのでここは副作用としてのメリットだった。

Bluetoothのトラブルは、今まで運良く経験したことがなかったけど、こういうこともあるんだなあといった感想。理想的な環境にするのは、骨が折れるけどひとつずつ解決していくしかないのかなと。